憲法おしゃべりカフェを開催して2017|富士山このはな会たより

涙があふれた国歌斉唱

私には一つの体験があります。子供の頃、学校のグラウンドで国旗に向かい、国歌を斉唱をしていた時のこと、突然涙があふれてなりませんでした。数日前、私は授業で憲法について学びました。私の脳裏には、その時の印象が強く残っていました。「日本の憲法は、なんと悲しい憲法なんだろう」、自分で自分の国を守れない憲法なんて、どういうことなんだろう。私の父は戦争にいきました。父だけでなく多くの先人たちが命をかけてこの国を守りました。しかしその結果がこの憲法なのかと思うと、風に揺れる日章旗を見ながら、自然と涙があふれて仕方がなかったのです。

憲法おしゃべりカフェを開催して

念願の憲法改正をかたる

あれから半世紀、今は普通の主婦ですが、あの時の悲しみは一度たりとも忘れたことはありません。私はこの悲しみを次代に伝えたくて様々に活動してきました。今の日本人は誇りを失い、よりどころがなく、何を大事にして生きていいのかさっぱり分からなくなっているように思えてなりません。そんな人々を、とりわけ若年層や若者を対象として、まず心を開くことの大切さを訴えてきました。でもそれは直接憲法に触れるものではありませんでした。しかしこの度、日本会議と出会い、「憲法おしゃべりカフェ」を開催してみないかとのお話しを戴きました。私は主婦という立場で、しかも三十年間培ってきた場所で、私が望んでいた憲法改正を訴えるという機会を得る事ができるようになったのです。

今こそおしゃべりカフェを

憲法制定のおそまつさ、その中で生きている我々日本人。後世、自分の子孫から軽蔑されないような生き方をして、あの時、あの時代に自分の先輩は頑張って憲法改正を成し遂げたからこそ、素晴らしい今がある、と言われるような自分でありたい。その為にこそ「憲法おしゃべりカフェ」の活動があるのだと思います。これまで、四回の開催をしてきて、毎回充実した時間を過ごしてきました。おしゃべりカフェに集う人はごく普通の社会人です。そんな人が、私の話や『世界は変わった日本の憲法は?』のDVDを見せると、自然に「日本はさ~、変だよね~、やっぱ憲法かえなきゃね~」と言ってくれます。メディアも正しい情報を伝えず、真実がちっとも見えない今だからこそ、おしゃべりカフェで輪を広げていく必要があると思います。これからも、全力でこの活動の輪を広げていきます。(尾崎節子)

※富士山このはな会

「憲法おしゃべりカフェ」を開催している会です。女性が講師となって静岡県内で活動しています。